田中ゆり彩

2020年3月1日1 分

2020年3月の陰ヨガ 〜腎経〜

最終更新: 2020年4月21日

世界中が新型ウィルスに揺れているこの時期は、不安な気持ちを和らげる効果のある腎臓の経絡を刺激する「ねじれた木の根のポーズ」を選びました。

腎臓は、腰の上あたりに左右一つづつある

そら豆のような形をした親指くらいの臓器です。

腎臓が弱ってくると体液循環が悪くなり、体がむくみます。

さらに腎臓の気が停滞すると不安や恐怖を過剰に感じて気分が落ち込みます。

それぞれの臓器の状態と、自分の中に湧き上がる感情には、密接な関係があります。

陰ヨガの面白いところは、長くポーズに止まりながら、それぞれの臓器に対応した経絡の流れを活性化することで、感情までもが自然に浄化されていくところです。

さらに、陰ヨガでは ポーズから出た後の余韻を感じる時間をとても大切にします。

お腹周りのねじれが解かれた後に、手先や足先、頭の方にまで

さ~と流れる水の流れ・気の流れを静かに感じてみてください。

ポーズの余韻に包まれながら全身で五芒星(ペンタクルのポーズ)を描いていると、

ストレスやイライラした気持ちも 優しく流れていきます。

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