100歳のヨガインストラクター
2012年にギネスに認定された世界最高峰の現役ヨガインストラクター。
世界的に有名な100歳のヨガインストラクター、
タオ・ポーチョン・リンチさんが、
2020年2月21日に101歳で旅立たれました。
先月、旅立たれたこと知り、
2年前にNHKの東洋の医学特集の番組を見たのを思い出しました。
番組でご紹介されるお姿は、本当に美しく健康的で若々しく輝いておられました。
ヨガとダンスをこよなく愛する日常では、
ヒールを履きワインを嗜み一人暮らしをされていました。
タオ・ポーチョン・リンチさんは、
健康で楽しく長生きする秘訣を語っておられました。
それは、まず
毎朝、自然の中で自分の呼吸と心臓の鼓動を感じること。
「この音が止まったら、私たちは死んでしまうのよ。そうやって命に耳を傾けることで、人生に感謝して、心の声を聴くことができる。朝日は、新しい可能性を運んできてくれる。沈んだ気分で1日を始めたりしないこと」。
さらに、素晴らしいメッセージを遺されています。
「わたしは100歳になったからと言って何も変わったとは感じません。ヨガの練習は人生のダンス、呼吸は全てのことを可能にする永遠の呼吸ー私は、決してヨガの練習をやめることはありません。」
「今日が人生最高の日。不可能なんて何もないって毎朝思います」。「年をとることがイコール智慧ではありません。その人が、この世界と心の旅をどのように経験したかによります。もし常に好奇心を持ち続けていれば、智慧はやってくるものです。「年齢」などというものはないと知りましょう。永遠の力に波長を合わせて生命の美しさを感じましょう。呼吸をして活性化しましょう。」
私もこれからもずっと
ヨガの練習を続けて自分の内面を輝かせ可能性を信じて
この命を大切に生きていくと改めて心に誓いました。
タオ・ポーチョン・リンチさんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
Comments