経絡(けいらく)とは..
古代中医学から生まれたものです。
人間の体内には、生命や健康を維持するために、必要なものが流れる通り道があります。それが経絡です。
経絡は、ツボを縦に結んでいくと現れる線です。(目に見えるものではありません)
基本的には、
手足に6本づつ、合計左右に12本づつあります。
その経絡のラインの中を、
「気」「血」「水」が流れています。
気とは、生命活動の根本の原動力です。
目に見えるものではありませんが、
気は私たちの中にあり、周りにもあります。
血とは、血液のことです。血液は、
全身に栄養と酸素を運ぶ役割を担っています。
気が巡ることにより、血液循環もスムーズに行なわれます。
水とは、汗や涙、唾液、尿など、
体内を満たしている血液以外の水分のことです。
皮膚や粘膜を潤して、内臓を守ります。
鍼灸は、針を打つことでこの流れを、
良くしていく治療法ですね。
陰ヨガでは、ポーズに5分くらい止まりながら、
組織を引っ張ったり、圧をかけて、
この気・血・水により滑らかな流れを作り出します。
それぞれの臓器に対応した経絡の流れが良くして内臓の調子を整えていきます。
じっくりと自分の体を感じ取りながら巡りを良くして自己治癒力を高め、体質改善を 測ります。
そのような意味では、
陰ヨガは、自分で行う鍼治療だと言えます。
気血水が流れる道、経絡の流れを良くして、
体の不調を改善し、
元気な心や体を作っていきましょう♡
Comments